Round W 【沖の島】 風の島も春爛漫



釣行日 4/18(SUN) 場所 高知県 沖の島 渡船 岡崎渡船 ソトガシラ〜白岩辺り
天気 晴れ時々曇り 大潮 水温 20.5度 同行者 ブチブチの勝ちゃん他2名



♪探し物はなんですか?

待ちに待った春がやって来ました、山々の木々は新緑で彩られ海からはあっしの大好きな石鯛の声が聞こえ出しました、本年4月の例会は大物釣り場で超有名な沖の島での開催です。

磯廻りは一ツバエです。石鯛釣りで有名になった所ですがヒラバエや一ツバエでは大型のオナガが狙えるし、陸寄りのウノクソやビゼンは口太グレを釣らしたら大きさ数とも沖の島の中では一、二番でしょう。
何時もお助けマンで大会に参加して頂いていた『パパラッチ・オーノ』さんが今大会から正式にクラブの一員となり今回は15名での大会です。

早朝3時30分に集合し一路片島港を目指します、50分程で片島港に到着し身支度をして天下分け目のくじ引き大会であります。

このクジで釣果が左右されるのは言うまでもありません、あっしが引き当てたのは“への5番”うむっ、中々良さそうな番号ぢゃ!
と、其の時車の周りが何やら騒々しい、行ってみると何と鉄腕ガッチャンのロッドケースが何処にも無いらしい。皆で手分けをしてあちらこちら探しますがどうしてもロッドケースは出てきません。

其処で家に連絡をしてみると玄関の脇にシッカリと置かれているとの事、前代未聞の忘れ物だ。仕方ありません、鉄腕ガッチャンは皆さんのスペアのロッドとリールをお借りしての釣になります。出航する前からこんな調子では先が思いやられるのぅ・・・・・
午前4時30分、今回利用する岡崎渡船『豊丸』が皆さんを乗せて片島港を出航します。途中はあまり揺れる事もなく母島港に無事到着しました。

泊まり客を乗せて一ツバエを目指します、ウネリが結構ある中先ずは一ツバエから渡礁です。泊り客の4人とクラブ員の亀仙人さんと助さんが磯上がりをします。

そしてウノクソにヤンマー・ケ〜ンさんと春のへさんが渡礁、タカバエに石鯛釣りの方二人を降ろし次はいよいよヒラバエにあっし達の番だ。
しかしウネリがある為暫らく磯を見ていると大きな波を被り潜水艦状態に・・・・・ 船は陸の方を目指します(ガックリ)やって来たのは久保浦岬の直ぐ前にあるソトガシラだ。

正面から見ると食パンを並べた様に見えるためあっし達は昔から“食パンバエ”と呼んでいた。先ず東側にあっしが渡礁し中央にブチブチの勝っちゃんと棟梁が、西側にJAバンクさんが磯上がりをします。

坊主街道お先にご免!

此処では今まで70クラスのヒラマサと40センチ位のイサギは釣った事があるもののグレは一匹も釣っていません、あまり愛称が良くない磯なのです。仕掛を作りマキエをするとバチャバチャと水面で何かが一杯オキアミを食べています、何かなと見ていると棟梁が一投目からロッドを曲げたぞ!

上がって来たのは20センチ以上はある大きいオヤビッチャです、何と水面で踊っているのは全部オヤビッチャではありませんか。仕掛を入れると沖であろうと足元であろうとすぐにオヤビッチャが喰ってきます。
とにかく物凄い数のオヤビッチャがソトガシラを取り囲んでいます、網を巻いて獲ったら2〜3トンは獲れるかも。

仕掛を入れると直ぐに喰ってくるか数秒でオヤビッチャにエサを取られているかのどちらかなのです、これはエライ事になってきました。

酷い時には四人が一度にオヤビッチャを喰わし一斉に竿を曲げています、まさに鰹の一本釣り状態だっ!そんな時中央で釣っていた棟梁がおっきいオヤビッチャは美味しいからキープするようにとの指示が出た。
(あっしは食べた事が無いけどホントかなぁ?)棟梁曰く沖の島のおっきいオヤビッチャは塩焼きで食べたら最高らしいのだ、好きな人は釣って直ぐならお刺身で食べるそうだ。あっしもお刺身に挑戦しようと思ったのだが今日はお醤油を持っていないので断念しました。

仕掛に3B〜5Bのガン玉を使い少し重くして釣って見ますが馴染む前にサシエを取られています、こうなれば重爆撃機攻撃だっ!ウキをヤッカンスペシャルに交換、1号錘りにハリスには2Bのガン玉仕掛で早く沈めてみます。
ボッチャ〜ン・・・ おぉー、オヤビッチャの群れを掻き分け重爆撃機は海中深く沈んで行きます、どうやらこれなら大丈夫のようだ。

暫らくするとヤッカンスペシャルが静かに沈み始めた、軽く合わすとロッドに乗ってきたっ!しかしあまり抵抗はせず弱弱しく上がって来る・・・・・ 

姿を現したのは30センチ程のオヤビッチャだ。深くしようが浅く釣ろうが、足元から沖まで何処をどんなに釣っても皆さんオヤビッチャばかりなり。
此処には他の魚はおらんのかぁ〜〜〜っ!もう、腹たつぅ・・・ そうだっ!こう言う時は焦ってはいかん、焦らず騒がず晩酌タイムぢゃ。ビールをぐびっ、ぐびっ、ぐびっと飲み干すと気分もスッキリ!他の皆さんもオヤビッチャばかりで愛想が尽きたのかビールを景気良く飲んでいます。

ビールの虜になり戦意喪失してしまったあっしは今日柏島に石鯛を釣に来てるNETでお友達になった『あさちゃんの釣りバカROOM』の管理人、あさちゃんに電話をしてみる事にした。そうなのです、あっしはグレ釣りに来ていて石ちゃんの事が気になって仕方がないのです。(浮気者ぉ〜、帰れぇ〜っ!)
あさちゃんが電話に出ると何と、ムロバエ群礁のアンパン(ヒラバエ)に渡礁しているとの事、柏島の中でも名礁中の名礁だ。しかし何故か声が弱弱しい、話を聞くと同行者に隣で良型の石鯛を二枚も釣られたとの事、ガックリと来ている様子です。

時間もまだ十分あるし頑張るようにあさちゃんを励まし電話を切ったのだった。しかしこの時期になると良い磯なら幻と呼ばれる石鯛でもグレを釣るより簡単に釣れる時がある、釣れる時と言うのはどんな魚でもそんなものだろうがそれにしても凄い!
さて、あっしも頑張ってグレを釣らないとボーズ街道から脱出が出来ない、そろそろ釣りを再開します。

磯から磯への旅がらす

皆さんあの手この手でオヤビッチャをかわそうとしますがそうはどっこい簡単には許してくれません、相変わらずオヤビッチャ以外の魚は一匹も釣れません。あっしはもう諦めて道具をかたずけ磯替わりの準備をします(根性なしぃ〜〜〜、もう、帰れぇ〜〜〜っ!)

ブチブチの勝っちゃんも愛想尽きたのか釣ったオヤビッチャのウロコや内臓を取り塩焼きの下準備をしだしましたぞ、ここまで磯でして置けば後は楽です。
午前10時、ランチ船がやって来ました、皆さん逃げるようにソトガシラから退散します。

結局此処では四人ともオヤビッチャ以外の魚は何も釣れないと言う散々な結果に終わってしまったのです。皆さんにランチを配りながら磯替わりをします。

ヤンマー・ケ〜ンさんの居るウノクソに行くと二人で八枚ほど釣っているとの事(いいな、いいなぁ・・・・・)
一ツバエの亀仙人さん達はダメだが同礁者がグレを5枚程釣っていて石鯛の65センチも出たと言っています。
今度はタカバエにランチを届けると60オーバーと50オーバーの石鯛を釣っているとの事、沖の島周辺も石鯛が絶好調になって来ております、あっしも早く石ちゃんを釣に行きたいのぅ、今日は石ちゃんの道具を隠してでも持って来たら良かったぁ・・(こらぁ〜、今日はグレ釣りやろ、いらぬ事を考えるなぁ〜!)

次に裸島のハナレに居る鉄腕ガッチャン達にランチを渡すと船頭のノブ君が隣のナダレに二人行きませんかと言っている、そこで話をした結果ブチブチの勝ちゃんと棟梁が上がる事になり渡礁します。
次に赤崎の一番にいるハイヤー・まっくんにランチを渡し隣の二番にいた大親分とパパラッチ・オーノさんにランチを渡そうとしたら大親分は磯替りをすると言います。

そこでパパラッチ・オーノさんを一人残して離礁します。船頭のノブ君が白岩辺りなら空いてるかも、と言うので三人で白岩辺りに向かう事になりました。やって来たのは・・・・・ ん、此処はどこじゃ?

まぁ、宴会をするには丁度良さそうだしオヤビッチャさえ居なければ何処でも良いわ!と言う事で三人で渡礁
する事に決定。早速三人でランチを広げビールを飲みながら宴会の始まりです、今日は夕方には下り坂と言う天気予報でしたが空は晴れたり曇ったりで雨も降らずウネリは少しあるものの風も殆どなく暑くなる程のポカポカ陽気で絶好の釣り日和です。

山の方を見ると名残の桜の花が咲いています、冬の間吹き荒れる季節風の真っ只中で見る沖の島とは全く違います。まさに風の島も春爛漫と言う感じです。
さて、宴会はひとまず中止にして釣開始です。沖にJAバンクさんが釣り座を構え陸側に大親分が、あっしは足場は余り良くないが其の間で釣る事にしました。

潮は左から右に緩やかに流れています、マキエをするとハコフグとハタタテのお出迎えです。サシエサは浅いタナで直ぐエサ取りに取られてしまう始末・・・・・

そんな中、先端で釣っていたJAバンクさんがロッドを大きく曲げています、取り込んだのは30センチ程の口太です。これで俄然やる気が出て来ました。
今度は左隣の大親分が大きくロッドをまげたぞっ!暫らくやり取りをしていたのだが痛恨のハリ外れ、よほど悔しいのかバッカンを蹴飛ばしています。大親分を見て笑っていると今度はあっしにアタリが・・・・・ 

姿を見せたのは30センチほどのオナガだ、ぶり上げて無事逮捕!もう海賊トンビにお宝を持って行かれるのはイヤだからクーラーボックスに確保して置きます、これでようやく長いボーズ街道から脱出です。 

外道は外道!

エサ取りも結構見えていますがグレの活性が良いのかコッパグレが海中でオキアミを拾っているのが見えます、仕掛を入れると直ぐにグレが喰って来ますが規定寸法に届かないコッパばかりです。

沖に居るJAバンクさんがまたロッドを曲げています、タマに入っていたのはまたまた30センチほどのグレではありませんか、沖のほうが方が良さそうです。其れを見ていた大親分は沖の方に出張に行ってしまいました。
沖には姫島が美しい姿を見せています、南の磯の辺りの姿が変って行ってるなぁと思っていたらあっしのロッドを何者かがひったくって行った!

足元のシモリ目がけてグングン突っ込んで行きます、あっしは腰を落としぐっと我慢しますがドラグが我慢できずにジッ・ジッと少しずつ出て行きます。

ここで耐え忍んだあっしが反撃に出ます。ロッドを立て魚をこっちに向かせリーリングします、そろそろウキが見える頃だと思っていたら又もや足元に突っ込んだっ!
こん身の力で耐えロッドを立てます。ようやくウキが見えだし姿を現したのは・・・・・・  なっ、なな何と
40センチは軽くある石鯛ではありませんか! ガァ〜ン(其れはあっしの名前ぢゃ)

釣ってはいけない物を釣ってしまった、タマですくってもっと大きくなって今度は石鯛釣りの時に喰ってねとお願いをしてリリースをします。今日はグレ釣りだから石ちゃんは外道なのだ、其れにあっしは根っからの底物師だから石鯛釣り以外で釣った石鯛は石鯛ではないのだ。
しかし石ちゃんを狙って釣に行っても釣る事が中々出来ない石鯛を上物のグレ狙いで簡単に釣ってしまうとは情けない、トホホ・・・・・ 

そんな折柏島に居るあさちゃんから電話がかかって来た、アンパンから一ノハエに磯替りし小さいながらも石鯛を一枚釣ったとの事、ボーズでなくて良かったです。

アンパンのグレ釣りは良型の爆釣だったそうでかなりの数のグレを釣っていたみたいです、どうやらこの辺り全体が良くなって来てるようで来週の釣が楽しみです。
潮の流れも相変わらず、釣れるのもベラや規定寸法に届かないコッパグレばかり、少し沖を釣ってみようと20メートル程投げて様子を見てる時でした。ウキが何かモゾモゾっと・・・・・ 

少し誘うと綺麗にウキを消し込んで行きました、合わすと結構良い重量感だ。しかし何か様子がおかしい引き方をする、足元にヨタヨタとやって来たのは大きいヒダリマキ(タカノハダイ)だっ!
ガァ〜ン!(其れはあっしの名前やと言ってるやろっ)

NETでお友達になった『ごんたの部屋』の管理人であるごんちゃんから前夜掲示板で“沖の島のヒダリマキによろしくぅ〜〜”と言われていたのだ。

本当に釣ってしまったよ。この辺ではこの魚を釣ると後何も喰わなくなると良く言われているのです。今日のあっしの釣りは、もう終わったなぁ・・・・・ 

其れからと言うもの三人がどんな釣り方をしてもどんな
仕掛を使っても全く何も喰わなくなってしまったのです。そこでJAバンクさんは丁度潮が引いてるので貝獲りをしだしました、あっしと大親分はJAバンクさんのビールをかっぱらって宴会の再開であります。

それにしても昔の人の言う事は良く当ります。恐るべしヒダリマキ、まさにこれこそ『ヒダリマキ大明神』のタタリかな、ナンマイダ・ナンマイダ・・・・・

楽釣他力本願

釣りを再開したものの『ヒダリマキ大明神』のタタリで相変わらず何も釣れません少し早いですが午後二時に納竿し磯の掃除をします、ソトガシラもそうでしたがここにも沢山のゴミがあります。

ビニール袋に空き缶、鈎や錘の付いたハリス、底物仕掛もゾロゾロと沢山出てきます。皆さんにお願いです!自分の持って来た物は全て持ち帰りましょう、これは釣り人の責任です。磯や海は皆さんの物です、いつ来ても気持ちよく釣が出来るように磯や海をきれいにしましょう、宜しくお願いいたします。
さて、計量です。今回は良かった磯とダメだった磯が極端な結果になってしまいました。

良かったのはヤンマー・ケ〜ンさんと春のへさんが渡礁したウノクソで二人で15枚ほどグレを釣っており5キロ弱グレを釣ったヤンマー・ケ〜ンさんが今大会の優勝者となりました。

一ツバエに渡礁したメンバーは釣果があまり良くありませんでしたが他の上物の方達が10枚ほどグレを釣っていたそうです。
思わぬ好結果になったのは裸島のハナレに渡礁した鉄腕ガッチャンです、今日はロッドケースを家に忘れ皆さんのスペアのロッドとリールをお借りしての釣りでしたがボーズの方もいる中『見事』他人様の道具でグレを5枚ほど釣っておりました。まさに他力本願、エライお方ぢゃ!(本日の釣果はこちらから
当日はウネリでヒラバエ、ビゼン等一番渡礁したかった磯がウネリでまったく使えず大変残念でしたがこれらの磯に渡礁が出来ていればもっと釣果に恵まれていたでしょう。

其の他に当日は三ノ瀬のトンギリ、ノコギリ、スクモバエ、裸島の船着きや二並島のスクモ等が良かったようです。

ノコでは50オーバーのオナガも出ていますので今からとても楽しみな沖の島です。

石鯛も今シーズンの沖の島は絶好調で姫島の南の磯、
渡 船 店 紹 介
店 名 岡崎渡船 船 名 豊丸
代表者 岡崎 信幸
基地港 片島港
TEL 0880(65)5700 FAX
住 所 高知県宿毛市沖の島
URL
E-mail
メ モ 渡船料金 8,000円 お弁当 700円

白岩のヒナダン、一ツバエ、タカバエ、クロハエ等ではデカバン石鯛が良く釣れているようです。皆さんお待ちかねのイサギも各磯で声が聞こえ始めたようです、暖かくなる今から半夜釣りや夜釣りで狙うと面白いと思います、一度釣行を計画してみてはいかがでしょうか。

70オーバーのデカオナガや、80オーバーの記録物のクチジロ達が貴方を待っているかもしれませんよ!


Very Very Thanks!



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FISHING RESULT
魚種 グレ サイズ 32センチ 匹数 1 メモ チカレタァ・・・・・
REPORTER/カルロス・ガ〜ン