Attack No3 小才角 おっしょさんへの道

釣行日 4/6(Sun) 場所 高知県小才角 渡船 柏原渡船 一ヶハエ
天気 晴れ時々曇り 中潮 水温 18.7 同行者 泰作さん

                              
                              おひさ!

 さて、今回の釣行はと言いますと、かねてより約束をしていたあっしの友人、いやいや あっしの
おっしょさんであります泰作さんとの釣行であります。
おっしょさんとは20年来の友人でありますが、彼との釣行の際は釣ったグレの枚数で勝負をし負けた方が次回勝つまで
相手の事を愛情を込めて”おっしょさん”と呼ばなければならない取り決めなのだ。
んでもって、今あっしがおっしょさんと呼んでると言う事は前回あっしが負けたと言う事で・・・(いっつもあっしが負けてるような気がするのだが気のせい?)
しかしホント久し振りの対決だ。もう何年も勝負をしていない、今回は勝ちまっせ〜と意気込んでいたのだが・・・

 ”愛のPRELUDE
 朝、五時過ぎ歯磨きをしてるとおっしょさんのお迎えの
自動車がやって来た。おおー、このエキゾーストサウンドは
なつかしやH印のプレリュウドではありませんか、ナントまだこの車に乗っておられましたか。
確かあっしと知り合った頃から乗っていたのでこれも二十年物ですな、しかし時間が経つと言う事は凄いものだ、ナンバープレートは粉が噴いて何を書いてるか分らず状態、ボディーはあちこちツギハギで板金屋さんに結構通ってるとの事、もうそろそろ引退させてもと思うのだが、本人曰く後10万キロは走るとの事、恐ろしいぞーおっしょさんは!

とにかく小才角まで乗せてもらって行かないと話にならない、尻から突き上げて来るようなエンジン音(こりゃーマフラーは付いとるか?)と共に一路小才角に、約10分で無事到着、準備をし船頭さんに挨拶して乗船 さー 東磯目指して出航です。今日は波もなく風もあまりありません、絶好の釣り日和です。(こりゃー今日はいれぐいだー)
                             渡 礁
 さて、今回渡礁するのは一ヶハエである。小才角屈指、いや日本の中でも数少ない名礁の一つだと私は思っている。過去には60UPは数知れず70オーバーの尾長も
出ている。口白は80UP、メーター級のヒラマサもここ
一ヶハエは輩出しているし、一ヶハエの凄いのはいまだに毎年何枚かの60UPが出ている事だ。長崎県男女群島や鹿児島県草垣群島にも幾度と釣行しているが今は昔の
様にバンバン60UPが出ているわけではない、夜釣りで
尾長を狙っても殆んどが50UPだ。あんな離島でさえ近年はそう容易くデカバンは出ないのだ。それを思えば一ヶハエの凄さが分かると思う。こんな超近場で60UPの尾長や70UPの口白を狙えるのはもう此処小才角とお隣の大浦(朴崎)くらいだろう。
 (大浦については機会があればそのうち紹介したいと思ってます)まずはセリツケから渡礁開始です。
川口バエ ツナカケと磯付けしそして一ヶハエ、あっし達の番です全員で6名無事渡礁です。

                         いざ、 勝負 勝負!
 ここ一ヶハエの上物ポイントは東西船付き、デベソ、水道等数箇所あるが今回は成行きで(一番最後に降りたため)水道での釣りとなった。ここ一ヶハエ近辺は川のように流れる上り潮(セリツケ方向から一ヶハエ方向に流れる潮)が入って来ると最高の潮とされているがここ数ヶ月速い上り潮は入っていない様だ。今日もほとんど動いてはいない、しかしここを嘗めてはいけない こんな潮の中でも散発的だが去年の暮れから50UPの尾長は結構出ているからだ。早速仕掛け作りだ、ロッド1.75/5.3 リール2500番 道糸3号にハリス3.5号から始める。絶好の潮であればこの1ランクUPの道具で攻める、大会は除き個人での釣行ではここ一ヶハエではハリス3号 鈎6号からは絶対に落とさない様に決めている。(その訳は後ほどお話します)
 
 撒餌をし仕掛けを振り込む、案の定潮は動いていない最悪の潮だ。どっちかに流れてくれればまだ良いのだが・・・1時間ほど経ってもエサ取り一匹見えないしサシエサも残ったままだ。サシエサに触るとかなり冷たい、船底の水温計は18.7だったが3ヒロ、4ヒロ下はかなりの冷たさの様だ。隣にいるおっしょさんもかなり苦戦をしているぞ、周りにいる皆さんもサシエサが残って上がって来てる様だ。

                       やっぱり、これだー!
おおーそうだ、忘れていたぞ こう言う時こそ神頼みだ。
おっしょさんと二人東の彼方の水平線に向かってお神酒を奉り残りをゴク! ゴク! ゴク!う〜ん、やっぱり
ビールはラガーやね、これがなくちゃー始まらないと美味しく頂きました。其のかいあってか餌取りがちらほらと
見え出した、が・・・餌はそのまんま東!
まったく餌は取られない。10時、ランチが来た!が・・・
川口バエのお二人も一緒に替わって来た。どうも何処も
喰ってない様だ、しかしあっしは諦めない!
ラインは其のままでウキを-0に交換、沈めて探って行く
作戦だ。磯際を静か〜に沈めて行く、3ヒロ位だろうかウキに少し変化があった、静かに上げてみると頭の部分が
かじられている・・・ 同じ様にもう一度磯際に仕掛けを入れてみる、4〜5ヒロ位だろうかウキが少し引っ張られる様な感じだがロッドには乗って来ない,少し誘ってみる・・・ と! 一気に手まで来るあたり、磯際に出てロッドを立てるもののシモリ附近で穂先がフッと軽くなってしまった・・・鈎はずれだ、一度強く
フッキングしておくべきだった。あー、情けない 滅多にないチャンスを又ものに出来なかった。

                         さすが、おっしょさん!
 さっきと同じ様に何度も攻めるがエサが全く落ちない、
周りを見渡すが皆さんも喰ってるような様子はない。
さー、こんな時はお楽しみのランチタイムだ、その旨
おっしょさんに伝えると何やらゴソゴソとゴキブリの様に
何か始めたぞ。おおー、カップヌードルにお湯を注いでいるぞ、これは素晴らしい前菜だ、四月とは言え今日は少し
肌寒い、あったかい前菜は身に染むぞ!弁当を広げ
ビールを飲みながらの久々の釣談義に花が咲き最高の
宴会になってきた。こりゃー船頭さんに相談して近いうちに此処にビールの自動販売機を是非設置してもらわにゃーいかん。(いったいあっしらは此処に何しに来たのやら?)
 ちょっとあっしがうとうとしてる間におっしょさんが玉網に何かを入れて、てくとくと沖の方から帰って来た

                        恐怖のイ・チ・ガ・ハ・エ!
 おおー、これはさんちゃん(サンノジ)ではありませんか
水道が駄目なもので底物場に行ってたとの事、40センチ弱のさんちゃんを釣っておられましたぞ。皆さん何も釣って
ない時にさんちゃんとは言えさすが我が
         ”おっしょさん”であります。
 そうだ、相手を誉めてる場合ではないぞ 此の侭では
あっしは又弟子のままだ、何とか一匹釣らなければ!仕方がないので仕掛けをワンランクダウン。ハリスを3号、
鈎を口太用の6号に交換、潮をトレースしエサを差し込んで行く、3ヒロ 5ヒロと入って行くがエサは相変わらず落ちない。何度も繰り返すもののエサはそのままだ、沖の潮目等も探ってみるが同じ事だ。
 こうなると又道具を小さくしたくなるが此処ではどんな事があってもこれ以上小さくしない、いや 出来ない訳があるのだ。 一回目は1995年11月従兄弟との釣行だった。その日は東の船付で釣っていて朝
40cmまでを2匹釣っていたのだが昼頃から全くあたりが無くなったため仕掛けをワンランク落とした。
(記憶では道糸2.5号、ハリス2.5号。鈎6号だったと思う)何度か仕掛けを打ち返していた時ロッドをひったくって行った。あまりの強烈さにキツだろうと思ってやり取りを
していたら後にいた従兄弟がグレやー、デカイと言ってタマを持って飛んできた。浮いた魚を見てビックリ!タマに入りそうにない茶グレだ、一回目のタマ入れに失敗、二度目
タマ枠に触れたとたん足元めがけてまっしぐら・・・
     ラインブレイクだ、朝の仕掛けだったら・・・

 二回目は1997年5月高知市の取引先の所長をしていた中島氏との釣行だった。この時はデベソで釣っていたのだが何も釣れず悪戦苦闘をしていた。昼前底物場の南側に変わって釣ってるとデカイのがチラホラ見え出した。
中島氏も呼んで二人であの手この手で攻めるものの喰ってこない、結局ハリスを3号、2.5号、2号と落とし鈎を5号にした時喰ってきた、何度かの突っ込みに耐えて浮いて来たのはこれも見事な茶グレだ、中島氏がタマを渡してくれたその時足元のオーバーハングしてる所に猛烈に突っ込んだ・・・またか、仕掛けを上げてみると今度は針が折られていた。 グヤジー!
 三年の間に二度も60UPは確実にあろうグレの姿を此処で見ていて二度とも取れていない、朝一の仕掛けなら取れてた確率がぐーんと
上がってたはずだ。皆さんもそうだろうが少しあたりがないとどうしても仕掛けを小さくしたくなる、もう少し太い道具で相手に喰わす努力を
しないとデカバンは取れないと言う事だろう。あっしにとって此処
一ヶハエは恐怖の磯なのだ。皆さんも近場のこんな所だからと嘗めているとあっしの様に”痛い目”にあいますよ!

      デベソが吠えた!
 昼過ぎ周りを見渡しているとデべソの釣り人が何かを喰わした、沖に向かって走っている様に見えるのだが・・・青物か?
何度かの突っ込みに耐えてタマ入れに成功、遠くて良く分らない
のだがグレではない様な・・・(グレだったらごめんなさい)
魚は何であれがぜん又、やる気が沸いてきた。足元から沖の潮目
まで、二ヒロから超深ダナ迄持っている道具全て、身に付けてる技術全てを使って攻めるものの生き物の居る気配が全くしない。
しかしあっしは諦めない、この道具で喰って来ればデカバンの
取れる確立はかなり高い。足元の海中に超デカバンが舞っている事を夢見て何度も仕掛けを打ち返す、打ち返すも午後三時、本日納竿を知らせる無情のゴング・・・

                  THE LONG AND WINDING ROAD
 今日は本命のグレは出なかったもののおっしょさんが
40cm弱のさんちゃんをゲットしたのでまたまたおっしょさんの勝ちとします。
又、あっしの孤独で長く、曲がりくねった険しいおっしょさんへの道が始まります。
あっしがおっしょさんと呼ばれるのはいったい
                       何時の事やら・・・

 ここ小才角は例年の事だが五月のゴールデンウイーク頃からまた喰いが良くなって来るし六月末まではデカバンが狙える、これで川の様に流れる速い上り潮が入って来れば絶好調だ。是非太仕掛けで挑んでみてほしい。
 さて、おっしょさんには我が家まで送っていただき次回勝負の作戦を・・・結果、次回はまたまた一ヶハエで半夜釣りでの勝負と決まりました。はてはて、この先おっしょさん勝負はいったいどうなる事やら・・・
おっしょさんはこの後”愛のPRELUDE”を奏でながらの帰路となりました。

渡 船 店 紹 介
店 名 柏原渡船 船 名 金凰丸
代表者 柏原 涼 基地港 小才角漁港
TEL 0880(75)5521 FAX
住 所 高知県幡多郡大月町小才角411
URL http://www5d.biglobe.ne.jp/~ryozpage/
E-mail ryoz@mtg.biglobe.ne.jp
メ モ 渡船料金 3,000円 お弁当 500円

                                 
Very Very Thanks!



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魚種 ぼうず サイズ 匹数 0 メモ どうしてこう〜なるの!
REPORTER/カルロス・ガ〜ン